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睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来

21世紀の現代病:睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に何度も呼吸が止まり、そのことで血中の酸素が不足し良質な睡眠が得られない病気です。その結果強い眠気、倦怠感、集中力低下を引き起こし、日中の生活に影響を及ぼします。近年居眠り運転事故にSASが関与した事例もあり、社会的問題にも発展しています。
SASが現代病と言われる所以は、2つ。1つはSASの最大原因である肥満。肥満は喉や舌の周り、首周りに脂肪をつけ、この脂肪が仰向けに寝ると上気道を閉塞し無呼吸を引き起こします。もう1つは小顎症。近年あごの小さい細長い顔の女性にもSASが発症。現代食の柔らかい食べやすい食事が咀嚼回数を減らし、結果顎は小さくなり、それを支える筋肉も弱くなり上気道を塞がりやすくさせています。(※図1参照)

CPAP(シーパップ):持続的陽圧換気療法の充実

SASが疑われる患者さんを御紹介頂けましたら、PSG(終夜睡眠ポリソムノグラフィー)検査を1泊入院で施行し確定診断します。AHI(無呼吸低呼吸指数)が20以上で重症と診断されれば患者さんの同意のもとCPAP(帝人;オートセットS10)を速やかに導入することができます。現在当院でCPAP診療(※図2参照)を継続されている患者さんは67名にのぼります。

殆どの患者さんが症状消失され満足頂いています。またCPAP以外の治療として、スプリント(マウスピース)については連携する歯科に紹介し作成できます。扁桃腺肥大など耳鼻咽喉科領域の疾患が原因で外科的治療を要する際は埼玉医科大学総合医療センターへ紹介しています。

診察日について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来診療体制(要予約)

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 上山 木村 木村 國東
午後 國東 木村