年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	24	86	88	228	374	846	1,597	996	160

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の検査入院（気管支鏡検査等）	358	3.70	3.43	1.12%	70.81
040110xxxxx0xx	間質性肺炎の内科的治療入院	196	21.76	19.06	5.10%	72.25
040040xx9900xx	肺の内科的治療（手術、化学療法、放射線治療なし）	122	20.28	14.58	10.66%	75.97
040170xxxxxx0x	非結核性抗酸菌症の内科的治療入院	118	23.81	10.33	1.69%	67.28
040040xx99040x	肺癌の化学療法入院	102	7.69	10.00	0.98%	67.72

　当院は東京都がん診療連携協力病院として肺癌の診療に力を入れています。また、間質性肺炎については専門外来を開いて症例を広く集め、積極的に治療しています。非結核性抗酸菌症は他医療機関からのご紹介が多いため、重症例には入院で初期導入を行っています。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x0xx	肺癌の手術入院	99	17.46	11.87	0.00%	68.97
040170xxxxxx0x	非結核性抗酸菌症の手術入院	43	25.26	10.33	2.33%	54.30
040200xx01x00x	気胸の手術入院	19	8.16	10.08	0.00%	25.74
040040xx9910xx	肺癌の検査入院（気管支鏡検査等）	12	4.50	3.43	0.00%	70.25
040151xx97x0xx	肺アスペルギルス症の手術入院	11	23.73	32.27	0.00%	57.09

　当科は、低肺機能の患者さんにも対応すべく、手術前後の呼吸リハビリテーションを入念に行っています。また、他院ではあまり行われていない「肺非結核性抗酸菌症」に対する手術も積極的に行っており、全国から多くの患者さんが受診されています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060035xx99x00x	結腸癌の検査入院または内科的治療入院	69	3.03	7.55	0.00%	79.90
060100xx01xx0x	小腸大腸ポリープ切除入院	45	4.53	2.67	0.00%	71.60
060130xx99000x	食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）の内科的治療入院	-	-	-	-	-
060102xx99xxxx	大腸憩室症、憩室出血の内科的治療入院	-	-	-	-	-
060020xx04x0xx	胃悪性腫瘍ポリープ切除入院	-	-	-	-	-

　当科は､悪性腫瘍に対する化学療法や、胃十二指腸潰瘍、大腸憩室炎などの内科的治療を行っています。大腸ポリープに対する内視鏡的切除術も数多く行っています。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸ポリープ切除入院	115	4.46	2.67	0.00%	69.17
060035xx99x00x	結腸癌の検査入院または内科的治療入院	93	4.59	7.55	3.23%	77.81
060380xxxxx0xx	ウイスル性腸炎	58	6.14	5.42	0.00%	47.36
060035xx99x60x	結腸癌の化学療法入院（抗がん剤：アバスチン）	56	4.45	4.41	0.00%	67.84
060102xx99xxxx	大腸憩室症、憩室出血の内科的治療入院	54	9.54	7.75	0.00%	69.87

　当科は、ヘルニアや胆石等の手術に加え、消化器全般の悪性腫瘍に対する手術を行っています。その中でも大腸（結腸）癌に対する手術が最も多く行われています。
　悪性腫瘍に対し、手術を施行した後の化学療法（複数回）なども引き続き当科で行っており（主治医が変わらぬ利点あり）、手術なし治療群が症例数上位を占める結果となっていますが、手術数も豊富です。
　良性疾患では、大腸ポリープに対する内視鏡的治療も多数行っています。急性腸炎や結腸憩室炎などの治療も行っております。

乳腺甲状腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx01x0xx	乳癌の手術入院（乳房部分切除（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む））	79	18.38	10.59	1.27%	65.91
090010xx99x4xx	乳癌の化学療法入院（抗がん剤：ゲムシタビン塩酸塩、シクロホスファミド；塩酸エピルビシン、パクリタキセル、ドセタキセル水和物）	32	4.44	4.28	0.00%	60.13
090010xx02x0xx	乳癌の手術入院（単純乳房切除術（乳腺全切除）等）	25	14.08	6.23	0.00%	63.56
090010xx99x6xx	乳癌の化学療法入院（抗がん剤：パクリタキセル（アルブミン混濁型）、トラスツズマブ）	24	4.08	4.15	0.00%	66.25
010010xx99000x	脳腫瘍の経過治療	-	-	-	-	-

　当科は、乳房の悪性腫瘍に対する手術（傷痕の小さい内視鏡補助下手術を中心に）および化学療法を行っています。術後はリハビリをしっかり行って退院することを原則としており、在院日数がやや長めとなっていますが、前年よりかなり短縮しています。短期間でも、十分なリハビリを行う事によって、術後の浮腫などの予防につながると考えています。

糖尿病科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
100070xx99x110	２型糖尿病（末梢循環不全なし）の教育入院または治療入院（インスリン製剤の使用あり副傷病あり）	-	-	-	-	-
100071xx99x110	２型糖尿病（末梢循環不全あり）の教育入院または治療入院（インスリン製剤の使用あり副傷病あり）	-	-	-	-	-
0400801299x001	肺炎（市中肺炎、１５歳以上６５歳未満）	-	-	-	-	-
060035xx97x0xx	結腸悪性腫瘍のその他の手術	-	-	-	-	-
100071xx99x010	２型糖尿病（末梢循環不全あり）の教育入院または治療入院（インスリン製剤の使用なし副傷病あり）	-	-	-	-	-

　糖尿病専門医師が担当し、入院治療により、インスリン療法離脱を目標に治療を行っています。また、外来では高脂血症の専門的な診断治療も行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	14	-	10	10	18	-	1	8
大腸癌	21	30	53	67	92	149	2	8
乳癌	60	60	27	-	-	16	1	8
肺癌	139	52	262	153	-	251	1	8
肝癌	-	-	-	-	-	-	2	6

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	45	12.53	55.40
中等症	202	17.74	78.28
重症	42	31.19	81.07
超重症	12	33.00	85.67
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-

呼吸器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6112	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢） etc.	66	4.30	19.61	3.03%	70.79
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	34	5.27	2.65	0.00%	71.90
K509-4	気管支瘻孔閉鎖術	-	-	-	-	-
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	-	-	-	-	-
K6181	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（四肢）	-	-	-	-	-

　当院では患者さんが薬剤の血管外漏出を心配せず、安心して抗がん剤投与を受けられるように、抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込み型カテーテルを設置しており、その件数は増加傾向です。また、喀血症例の治療として、気管支動脈塞栓術チームを立ち上げ、徐々に件数が増加しています。放射線科医による専門外来も開設いたしました。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの） etc.	69	4.26	12.36	0.00%	68.19
K5132	胸腔鏡下肺切除術（その他）	46	6.83	14.57	0.00%	52.41
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	22	3.68	3.77	0.00%	29.95
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	13	5.23	7.77	0.00%	73.08
K514-22	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除）	10	3.40	15.00	0.00%	74.60

　当院では肺癌の手術のみならず「非結核性抗酸菌症」の手術においても積極的に胸腔鏡下手術を行っています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	37	0.27	3.19	0.00%	71.22
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	-	-	-	-	-
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	-	-	-	-	-
K714	腸管癒着症手術	-	-	-	-	-

　「内視鏡的結腸ポリープ切除」治療は３泊４日のクリニカルパスにて行っています。ポリープ切除後は、出血の有無の確認のため入院していただいています。その他、上部・下部消化管止血術や胆道ｽﾃﾝﾄ留置術など、内視鏡的手術も行っています。

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	101	0.30	3.27	0.00%	70.23
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	53	2.76	5.26	3.77%	62.74
K6335	鼠径ヘルニア手術	48	1.42	3.48	0.00%	70.27
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	31	10.87	25.10	3.23%	70.84
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	23	5.96	13.96	0.00%	72.91

　当科は、結腸癌の手術をはじめ、直腸癌や胃癌等、消化器の悪性腫瘍手術や胆石・胆嚢炎、虫垂炎、鼠径ヘルニア、他院では対応困難な腸結核合併症なども含む消化器全般の手術（腹腔鏡手術を含む）を数多く行っています。また、消化器内科医師と協力して内視鏡的治療も多数行っています。

乳腺甲状腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	48	3.19	14.27	2.08%	66.98
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	25	3.00	10.08	0.00%	63.56
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	18	2.56	15.94	0.00%	64.56
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	-	-	-	-	-
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

　乳房の悪性腫瘍の手術を行った患者さんは、術後はリハビリをしっかり行って退院することを原則としており、在院日数がやや長めとなっていますが、前年よりは短縮傾向となっています。十分なリハビリを行う事によって、術後の浮腫などの予防につながると考えています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	17	0.39%
180010	敗血症	異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成30年度 (公益財団法人）結核予防会 複十字病院 病院指標

平成30年度 (公益財団法人）結核予防会　複十字病院病院指標