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COPDとは慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の略で、従来「肺気腫」)「慢性気管支炎」と言われていたものがほぼこれにあたります。原因の90%以上は喫煙と考えられており、気管支の炎症が徐々に肺を破壊して知らず知らずのうちに息切れが進行していく生活習慣病のひとつです。
正確な統計はありませんが、NICE studyという2000−2001年に日本で実施された調査からの推測では、40歳以上の日本人の約530万人がCOPDにかかっていると考えられています。
主な症状は、慢性のせきやたん、息切れなどです。
スパイロメトリーという肺機能検査で診断します。このほかに胸部X線写真、胸部CT(コンピューター断層写真)、血液中の酸素の量なども参考にしてCOPDであるかどうか、またCOPDであれば重症度はどのぐらいであるかを診断します。
禁煙が一番の治療です。このほか、吸入薬・内服薬による治療、呼吸リハビリテーション、栄養療法、在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法などがあり、これらを患者さまごとに総合的に判断して組み合わせていくことで「生活の質」を改善していくこと、そして病状をなるべく進行させないことが治療の大切な目標になります。
なお、当院では健康保険扱いの禁煙外来も行っていますので、詳しくは地域連携室(TEL042-491-9128)までお問い合わせください。
※喫煙習慣の経験がある方で慢性のせき・たんや息切れがある方はCOPDの可能性があります。「おかしいかな」と思ったら一度は呼吸器科の専門医を受診しましょう。当院では、月曜から土曜までの毎日午前、呼吸器新患外来でCOPDの診療を受け付けています。スムーズな診療のため、あらかじめ電話にて予約をおとりのうえご来院ください。
