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今日本全国において入院で行われていた抗がん剤の治療が急速に外来へ移行してきています。その背景としては短時間でおこなえる新規抗がん剤の開発や患者さまの苦痛となる副作用を抑える薬の開発が進んだことがあげられます。
また、外来で治療が行えることは、ご家族との生活や仕事等の社会生活の中で、今までと同じ役割を果たしながら治療を続けていくことができ、患者さまの生活の質(QOL)を高めることにつながると考えられています。
このような患者さまのニーズにこたえる形で、複十字病院では平成18年8月に外来で抗がん剤治療を行う患者さまにより安全で、快適な治療を提供することを目的として外来化学療法室が開設となりました。
現在外来化学療法室は、月曜日から金曜日までオープンしており、消化器科と乳腺科の患者さまが治療を行っています。

治療室には患者さまごとの液晶テレビを用意し、リクライニング機能つきベッドを6台備え、長時間の治療にもできるだけリラックスして過ごしていただけるよう音楽等も配慮いたしております。また、患者さまごとの細かい要望にもできるだけお答えできるよう相談しながら治療を行っています。
主治医による治療のオーダーは、治療日前に提出され、薬剤師によるチェックを受け、さらに当日主治医による診察の後、外来化学療法室内で、当番医師・薬剤師、専任の看護師により安全に治療を行っていきます。
仕事や家庭内の役割を果たしながら、外来での抗がん剤治療を継続していくためには、治療によって生じる副作用やその他様々な問題に対して、タイミングよく上手に対応していくことが重要になってきます。外来化学療法室としては、主治医を始め、看護師・薬剤師等、複十字病院内のいろんな部署と連携をとりながらチームとして取り組み、患者さまやご家族を多方面からサポートし、安心して治療を受けていただける環境を提供していきたいと考えています。
※利用には主治医の先生からの予約が必要になります。
完全予約制となっておりますので、利用に当たっては前もって主治医と相談いただきますようお願いいたします。
