現在、多くの「医薬品」がありますが、まだよい治療法がない病気もありますし、どの医薬品にも改善の余地があります。新しい「医薬品」を創るための最終段階で行われるのが「治験」です。当院では、患者さまのご理解とご協力のもとに「治験」をおこなっております。
「薬の候補」は、最初にいろいろな動物実験で効果と安全性が十分確認されます。その後、ヒトに対して安全性に十分配慮しながら効果と安全性を調べる試験をおこないます。このヒトでおこなう試験を「治験」といいます。
「治験」は厚生労働省の省令として法律で定められた人権や安全性を重視した基準に基づいて計画・実施されます。すべての試験の終了後に、これらのデータを厚生労働省に提出し、審査を受け承認されたものが「医薬品」として世の中に出ます。
| <試験の段階> | <対象者> | <目的> |
|---|---|---|
| 第I相試験 | 健常人 | 薬の安全性と薬の吸収や代謝・排泄のされ方を明らかにする試験 |
| ↓ | ||
| 第II相試験(前期) | 患者さま | 薬の効き目と安全性に関しておおよその見当をつけるための試験 |
| ↓ | ||
| 第II相試験(後期) | 患者さま | 適切な薬の使用量を検出するための試験 |
| ↓ | ||
| 第III相試験 | 患者さま | 最終的に薬の効き目と安全性を確かめるための試験 |
| ↓ | ||
| 厚生労働省の承認 | ||
| ↓ | ||
| 第IV相試験 | 患者さま | 医薬品として製造・輸入が認められ一般に広く使用 されるようになります。 |
※詳細な「治験」についての説明は「厚生労働省ホームページ」をご覧ください。
・TEL:042-491-4111(代)
・E-mail:
現在進行中の課題は次のとおりです。
課題:個人の遺伝情報に応じた医療の実現
院内研究者:吉森浩三
院外研究者:中村祐介(東大医科研ジエノム解析センター)
研究時期:平成20年3月まで
