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病院概要

概要・沿革

複十字の由来

複十字(Double-Barred Cross)は、9世紀頃、あるキリスト教派の象徴として使われていました。その後、第1回十字軍の指揮官ローレーヌ公がこれを楯の紋章にして戦ったことからローレーヌ十字とも呼ばれ、平和と希望の象徴となりました。

1902年ベルリンでの第1回国際結核会議で、複十字を結核予防運動の世界共通のシンボルマークとすることが決定され、以来世界中で使われてきました。複十字のマークは、シール・出版物・レントゲン車などに使われています。

各国で規格に多少の違いがあるのは、会議でそこまで決めていなかったという単純な理由からです。

ロゴマークの由来

2017年4月より複十字病院のロゴマークが新しくなりました

 CI(コーポレート・アイディンティティ)導入に伴い、当院のロゴマークを新たに作成いたしました。新たなロゴマークは、当院の象徴である「あかれんが」、結核予防のシンボルマークである「ダブルクロス」をベースに複十字のFとホスピタルのHがモチーフとなっています。マークで使用される3本の柱は、「当院」、「地域の皆さん」、「患者さん」を意味しており、病院を中心にそれぞれが交わり、しっかりと関わっていけるようにとの願いが込められています。コーポレートカラーには、自然豊かで緑の多い当院を表す緑色と、将来への発展を願う元気色オレンジとなっています。新たなロゴマークは、当院の理念である「質の高い温かな医療・介護の提供」、「医療連携の推進」、「社会が求める包括的医療の実現」すべてが込められ、デザインされています。

複十字病院の理念

複十字病院は、質の高い温かな医療と看護を提供するとともに、医療連携を推進し地域社会が求める包括的な医療の実現を目指します。

病院運営の基本方針

呼吸器疾患、がん、生活習慣病を柱とした質の高い温かな医療と看護の充実を図る。
国の高度結核専門施設、東京都(肺がん、大腸がん、乳がん)診療連携協力病院としての役割をはたす。
複十字病院登録医会を中心に医療連携を推進し、在宅医療、救急医療、災害時対応など地域医療に貢献する。
健診事業を発展させ、疾患の早期発見と予防医療を推進する。
複十字病院『患者権利章典』を尊重する。

複十字病院 『患者権利章典』

患者のみなさまは、人間としての尊厳のもとに医療を受ける権利があります。医療は患者と病院がお互いの信頼関係のなかで共につくり上げるものであり、みなさまに主体的に参加していただくことが必要です。 病院と病院職員は「患者中心の医療」の理念のもとに、複十字病院 『患者権利章典』を守り、みなさまの医療に対する主体的な参加を支援します。

患者さんの権利

  • 人格を尊重され、思いやりのある最新で最良の医療を受ける権利があります。
  • 病気の診断・治療方針・今後の見込みについて知る権利があります。
  • 十分な説明を受けた後、ご自身の選択に基づく治療を受け、また、法の許す範囲で拒否する権利があります。
  • 他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。
  • プライバシーを保護される権利があります。
  • ご自身の診療記録、治療費の内容について開示を求める権利があります。
  • 退院後のことについて指導を受ける権利があります。

患者さんにご協力いただくこと(責任)

  • ご自身のこれまでの病歴や現在の病状について担当医に詳しくお話し下さい。
  • 病気を治すために、ご自身も必要な努力をして下さい。
  • 治療を継続して受けられない場合は、担当医師にご相談下さい。
  • ご自身や他の方の診療、入院生活に支障を与えないようにして下さい。

東京都診療連携協力病院

複十字病院は、東京都肺がん・大腸がん・乳がん診療連携協力病院です。

肺がん

北多摩地区で唯ー、院内に「PET/CT」を設置しています。呼吸器専門医17名、呼吸器外科専門医5名、放射線専門医5名体制で正確・迅速な診断をします。

身体への負担が少ない「胸腔鏡手術」を多数実施しています。がん化学療法、放射線治療もそれぞれの専門医が実施しています。

大腸癌

健診から手術・抗がん剤治療まで、ワンストップで診断・治療ができます。院内「PET/CT」を用いた迅速で正確な診断をします。

外科医、放射線専門医、化学療法専門医などの力を集めた「集学的医療」をおこなっています。

乳がん

身体への負担が少ない「乳がん内視鏡手術」をおこなっています。
整容性の高い「皮下乳腺全切除後同時乳房再建手術」をおこなっています。術後のリンパ浮腫を予防する「センチネルリンパ節生検」を実施しています。

臨床心理士によるカウンセリングを含む、多職種チームによる医療をおこなっています。

呼吸器疾患の専門的な診療

複十字病院は、東日本唯一の、国が指定する結核「高度専門施設」です。

多剤 耐性肺結核など、治療困難な結核を、(公財)結核予防会結核研究所とも協力しながら治療しています。

呼吸器内科・外科合わせて2O5病床(うち結核6O床) を有しています。

結核以外にも、肺がん、肺炎などの呼吸器感染症、間質性肺疾患など多彩な呼吸器疾患を取り扱う病院です。

非結核性抗酸菌症に対して、結核研究所とも協力しながら専門的な医療を提供しています。

複十字病院沿革

複十字病院は昭和14年に設立された財団法人結核予防会を母体とし昭和22年に結核研究所臨床部として発足しました。その後、結核研究所付属療養所から結核研究所付属病院と名称を変更するとともに、機能の充実を図り、平成元年に複十字病院となりました。

臨床部発足当時は結核の死亡率が187.2(対人口10万人)と他の疾病と比べて飛びぬけて高く、不治の病と恐れられ、国民病、亡国病などと呼ばれていました。当院は、当時から我が国の結核治療の中心的存在であり、結核対策の先導役を担って結核撲滅に努力を重ねてきました。結核の減少後はそれまでに培われた基盤を元に、喘息、慢性呼吸不全等を含む呼吸器疾患全般の診療を行い、特に肺癌については、外科治療の他に化学療法、放射線治療など積極的な治療を実施しています。昭和52年には、消化器科が開設され、上部・下部消化管、肝臓、胆嚢、膵臓疾患の診療を開始し、現在では内視鏡や腹腔鏡下手術、急性腹症、乳腺外科を含む一般外科および糖尿病治療にも本格的に取り組んでいます。

平成10年には整形外科、神経内科病棟を開設し、現在急激に進みつつある超高齢社会に向けて、急性期一般病棟としての機能を拡充しました。在宅医療についても、医師、看護師、理学療法士がチームを作って取り組んでいます。併設の健康管理センターでは人間ドックを実施し、政管健保の他、各種健康保険組合の指定を受け病院と一体となって予防医学に力を尽くし、市民健診や事業所健診にも力を注いでいます。近隣の医療機関との連携を深めるために平成12年からは地域連携室を開設し紹介患者の受け入れを効率し、カルテ開示の窓口業務も行うようにいたしました。PET/CT、CT、MRI、γ-カメラ(ガンマカメラ)などについても近隣の医療機関にご利用頂いております。

沿革

1939年5月 財団法人結核予防会設立 総裁は秩父宮妃殿下
1947年11月 結核研究所臨床部に病棟開設(152床)
1958年4月 結核研究所から独立 結核研究所付属療養所になる(635床)
1976年11月 本館を新築
1977年2月 結核研究所付属病院に名称変更
1988年11月 中央館を新築
1989年6月 複十字病院に名称変更
1994年4月 本会総裁に秋篠宮妃殿下、秩父宮妃殿下は名誉総裁になられる
1996年4月 訪問看護開始
1997年12月 南館、新外来棟を新築(本館195床、中央館97床、南館88床)
1998年6月 健康管理センターで人間ドック開始
1998年6月 整形外科、神経内科病棟開設
1999年8月 病院機能評価認定病院認定取得
1999年10月 訪問診療開始
2000年8月 結核病棟の一部を多剤耐性結核病棟専門施設へ改修
2002年2月 療養型病棟開設
2004年4月 乳がん検診開始
2004年8月 病院機能評価認定病院認定更新
2005年10月 PET/CT検査開始
2006年8月 外来化学療法開始
2010年7月 公益財団法人認定
2011年5月 結核高度專門施設に指定
2011年10月 相談支援センターの開設
2012年1月 訪問看護ステーションの開設
2012年4月 東京都がん診療連携協力病院に指定(肺がん・大腸がん・乳がん)
2013年4月 長崎大学連携大学院(臨床抗酸菌学)発足
認知症診療支援センター開設
2016年4月 診療情報管理部、結核センター、臨床医学研修部を開設
組織改正に伴いがんセンター、認知症センター、薬剤部に改組

図表でみる公益財団法人結核予防会複十字病院の概要